企業へのコーチングの導入が増えるにつれ、当然、企業側の、コーチングの成果に対する、より目に見える形での要求が高まってきます。また、画一的なものではなく、自社に必要なマネジメント手法にフォーカスしてトレーニングを実施したいとの声も多くなってきます。
そこで近年、私たちコーチ・エィは、企業でコーチングを実施する際には、必ずリサーチを行います。まず、「何に向けてコーチングをするのか」についてリサーチします。それが組織を対象としたものであっても、エグゼクティブやマネジャーなど、個人を対象としたものであっても、必ず事前にリサーチしたうえでコーチングを行うのです。
そして、リサーチに基づいて戦略を立て、コーチングを実施し、その成果を計測し、単に主観的な感想だけでなく、どのような効果があったのかをできるだけ具体的に検証します。目標達成に向けた一連のプロセスのことをコーチングというからには、前後のリサーチも含めた一連の流れをもってこそ、本来のコーチングといえるでしょう。
これからも私たちは、組織に対して、「どのようなコーチングが機能したか」といった研究を一層進め、エビデンス(根拠・検証結果)に基づいたコーチングを実施していくことで、コーチング全体の信頼と信用をより高めていきます。
(参照:『神戸大学ビジネススクールで教えるコーチング・リーダーシップ』ダイヤモンド社刊)






